官能小説ランキング
フランス書院恒例の、「フランス書院文庫官能大賞」で絶賛原稿募集中ですね。
詳しくは以下のリンク先で見てください。
https://www.france.jp/others/boshu
電子媒体での投稿、Webで公開している作品ならURL投稿もできる。もちろん紙で提出するのもOKです。
これはかなり親切だと思います。間口がとても広いですね。
結果の発表やコメントもきちんと公開しています。たいへんな労力でしょうね。
Webへの対応は他も徐々に始めているようですが、フランス書院はかなり先行していると思います。
官能小説の原稿募集を常時していている出版社は他にもいくつかありますが、
「応募は紙のみ、最初に紀要をつけて左上を紐で綴じること。採用可否の判断は三ヶ月程度かかる。落選の場合連絡はしない。原稿も返却しない」
なんてのがあって、ここに応募する人いるのかなぁと思いました。(官能小説の紀要って……)
昭和でしょうか。
まず紙で応募しろというのが古い。
今時どこのオフィスでも紙がどんどん無くなっている中、わざわざ自宅で印刷して応募しろという感覚が十年くらいずれていると思います。
もちろん審査する側にしたら紙で見るのが読みやすく判断しやすいのは当たり前です。反射光の話ですね。
だけどそれだけで応募数は確実に何割か減ると思います。
かと思えば、著作権ごと原稿を買い取るが、買い取り価格は一文字0.5円です、なんてのもある。
私がフランス書院フォーマット換算で約350ページの原稿を書くと、文字数は約144,400文字。
すると7万ちょっとで全てを引き渡すことになります。
相場をご存じない方には判断が付かないかも知れませんが、これは信じられないくらい安い金額です。
滅茶苦茶と言っても良い。
中には原稿募集と言いながら、聞くと私家版みたいな出版形態もある。割と有名なところです。
私は昼間仕事をしているので連絡は絶対メールでとチェックボックスで選択しても仕事中に電話を掛けてくる。
しかも私がコメント欄に書いた内容を全く見ていない、なんて会社もありました。
応募する出版社は、よくよく考えた方が良いですね。
ちなみに出版社のサイトにアクセスしようとしてTLSの対応がなされていない所なんてのも不安なのでアクセスしないようにしています。
そういう出版社はコンテンツも全然変わっていなくて、なんか時代から取り残されてるなぁと感じます。
昭和とまでは言いませんが、平成臭が漂いますね。
10年前に終わったシリーズの原稿募集コンテンツを平気で記載していて、社員は誰もおかしいと思わないのかな。
話は冒頭に戻りますが、フランス書院の原稿募集はまだ少し時間があるので、Webである程度書いている人はチャレンジしてみてはどうでしょう。
ただし応募はとんでもない数らしいです。
フランス書院の編集部の内容が漫画になっているので紹介します。
かなり面白いですよ。特にこれから応募しようとする方は必読です。
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